2006年07月06日

中田みたいな生き方…

先日、サッカー日本代表・中田英寿が現役引退の声明を発表した。
一部の人には、W杯後に引退する事を匂わせていたらしい。

何も知らなかった自分は正直、月並みだがもったいないとか
まだやれるとか、4年後もジダン・フィーゴの今年のプレーを見て
考え直してほしいとさえ思った。

しかし彼は驚くべき事に高校の頃から、もう既に「サッカーだけの
人生は嫌だ」とか「サッカー選手のピークを30歳」としている事から
全て、一般的に青臭いとバカにされる高校時代から描いていた
青写真通りの人生設計に何の、ブレや狂いも生じていない完璧な
人生を歩んでいるのだ。

何でも、高校時代には東大を狙える程の能力があったとかで親には
大学進学を懇願されたそうであるが、本人は大学は30過ぎても行ける
しかしサッカーは今しか出来ない。そう言ってJリーグ入りするの
だが、ここでもちゃんと誘いが来たクラブ全ての練習に参加して、
ベルマーレと契約する際に3年後の海外移籍の条件を付けた、手際の
良さ、なかなか高校生が出来る事ではない。
(ここら辺が常に比較の対象にしてしまう、イチローと似たところ
である)

しかも中田は条件通り3年後に見事、ペルージャ移籍という有言実行
を果たした。
…そしてその後は言うまでもないが、海外へ出ても、素晴らしい活躍を
見せ W杯にもパーフェクト出場している。

ただどうしても ひっかかるのが、「サッカーだけの人生で終わり
たくない」…この言葉 今回のW杯を見ていて、中田の存在感(位置)
はチームの中でどれ程の影響力があったのか?前回トルシエ監督の
時はW杯後に大会中でのミーティングや中田が先頭に立って、全選手
に戦い方や、喝を入れる光景がテレビで放送されているのを見て
まさしく日本代表は中田中心でいい歯車で回転しているのが分かった。
そして好結果にもつながった。

しかし今回は自身も海外での活躍はおろか出場機会も減り、代表選手
からの信頼度はどうだったのか、中田の発言で選手を怒らせた事も
あったと言う。
中田もまた「このチームはW杯で戦う準備が出来ていない」という発言
から今回のチームにあまり期待していないのかとさえ思った。

けれどHP上では、日本代表の可能性は、技術やスピードを取り上げ
かなり大きいものと感じていたと言っている。
そして「残念だったのは自分達の実力を100%出す術を知らなかった」
それに気づかせようと4年間やってきたが、最後まで伝える事が出来な
かったと述べている。

…確かに見ていて、例えばJリーグに戻ると楽々点を取れる選手が
多い中、代表の試合になるとゴール前のシュートチャンスなのに
消極的にパスをする光景を今までよく見かけた。
代表と国内の試合は緊張感が違うと言えばそれまでだが…

中田はHP上でこうも言っている「W杯の結果がこの様に終わって
しまい申し訳ない気持ちでいっぱいだった」や「プロになって以来
サッカーを素直に好きと言えない自分がいた」しかし「ブラジル戦が
終わりサッカーを愛して止まない自分が確かにいる事がわかった」

本来ならば上記のコメントから、また更なる闘争心が沸くのが
サッカーを愛して止まない人間が選ぶべき現役という選択
(カズやゴンの様に)だと思うし、自分にとって最後のW杯が
あんな屈辱的な終わり方で良かったのだろうか?
…カズより10歳若い中田はカズのようには、なれないしなる気も
ない様だ。…確かにカズとは違う気がする。

今後は大学に入り、第2の人生に目を向ける様だ。
平塚入団時に既に、簿記を勉強し税理士や公認会計士の資格を
狙っていた時もあり、海外へ渡ればその国の文化や言語にも触れ
サッカー以外でも自身のスキルアップに時間を費やしたらしい。

…私自身、中田の引退に否定的ではなく むしろ彼の様の人生は
素晴らしいと思います。
サッカーで、これほどの成績を残し そして30歳という決してまだ
遅くない年齢で新たな第2の人生がいい形でスタート出来るなんて
…彼の様な人生観・フットワークの良さ・モノの考え方などからして
こういうタイプの人間が失敗する事は逆に考えづらい。

もちろん最初の内は色々あるだろうが、失敗する要素が見当たら
ないとでも言おうか。
これは、決して天が二物を与えたのではなく本人の人並み以上の
努力は私の様な凡人などには想像しえないだろう。

中田の様な生き方は同じ男として羨ましいとさえ思う…










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2006年06月24日

vsブラジル戦、終わってみれば…

ブラジルに2点差以上付けて勝つ!これが日本の決勝進出を
賭けた望みの薄い現状であったが儚くも4-1というこれが逆
だったら…という大量点差をつけられ敗れ去った。

前半、これまでことごとくシュートを外してきた日本にとって
意外?といっては失礼だが玉田が見事先制ゴールを決めた
時には思わず涙が出てくる程、嬉しく誰もが僅かながら夢を
みたかもしれない。
実際単純に考えてあと1ゴールだけ決めれば、遠かった決勝が
見えてくるのだから…。

しかし前半、川口だけでなくよく守っていた守備陣も、ロスタイム
ついに同点弾を浴びてしまう。…こうなると初戦のプレイバック
を見ているかのごとく次から次へと日本のゴールポストにボール
が飛び込んでくる。

前半を見ていて王者ブラジルから先制点を取り、ブラジルの攻めも
シャットアウトし、パスもよく繋がっていた。「日本代表は力は
あるのだが紙一重で勝てない」と思っていたが、考えてみればブラ
ジルはレギュラーを一部外し、最終的には主力選手を全て交代させ
挙句にはキーパーまで引っ込めてしまうというW杯では、やらせては
いけない消化試合の様になってしまった。

日本選手達は、1点先制されてブラジルは本気になったと言って
いたが、私にはまだまだ全然余裕のパス回しとしか映らなかった。

何故日本は先行しても守れないのか?初戦の豪州戦などはラスト
5分で3点も取られている。

他国に比べ兵役などの義務のない日本、格差社会があるとはいえ
飢餓で食べられなかったなどという生死を彷徨った少年期を過ご
した選手などは恐らく皆無であり、そういった国の選手と比べ
どこか精神面の弱さがあるのか?
一見温室育ちに見えてサッカー用具がないなんて考えられない
ためハングリーさも当然の事ながら生まれない。

しかし欧州選手などもその点は同じはずだ。
いずれにしても、忍耐力というか現状の日本代表を見ていると川口
があんなに素晴らしいのに、何点取っても最後ひっくり返されそう
でならない。
技術よりも精神力のレベルアップをしてほしいと思ってしまう。

そして何と言っても、中田の最後にグラウンドに倒れての号泣は
印象的でした。…中田はチーム内で本当に浮いていたのだろうか?
私は中田がグランドの中で常に選手達に大声を出し鼓舞している
のはとてもいいと思っていたが、今回のメンバーでは中田にそれ程
のカリスマ性が無かったという噂を聞く。

ある紙面によると練習では選手達と笑みを浮かべ和やかムードを
出していたが、初戦の豪州戦でサッカーは走らないと始まらない
などと発言しこれを良く思わない選手がいたそうだ。

しかし練習ではいつも最後まで残りシュート練習を人一倍やる姿を
見て他の(特にFW)選手は何も思わないのだろうか?少なくとも後輩
は中田より先に上がるなど考えられないと思うのだが…

本番前のマルタ戦後のインタビューで「今の選手達に本番で闘う
準備が出来ていない」この発言がやはり全てだったのではないだ
ろうか?ジーコは気が付いていたのだろうか?

結果論かもしれないがジーコの目指した自由なサッカーは、まだ
日本のレベルでは時期尚早だったのかもしれない。
練習も殆んど紅白戦・ミニゲーム・シュート練習ばかりで、こんな
練習をしていたのでは勝てないという声もあった。

今後の監督問題も仏・独などの超大物の名前が挙がっているが
選手としての資質と監督としての資質は、野球もそうだが全く
違うので金にモノを言わせて、名前で決めないで豪州のヒディンク
の様な人材を選出して欲しいと願うし、日本語がわかりコミュ
ニケーションのとれる日本人監督でも指導能力のある監督は
いるので(例えば西野監督とか)その辺も考えて欲しいものである。
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2006年06月20日

VS クロアチア!

大事なクロアチア戦も引き分けに終わり、結局決勝Tに行くには
次のブラジル相手に最低でも2点差をつけて勝たなければなら
ないという、とんでもない事態になってしまった。

クロアチア戦の試合後の選手インタビューでは口々に勝てる試合
だったと言っていたが、本当にそうだったのか?
景気のいい事を書きたいがどうしてもゴールを奪えないFWに話は
向いてしまう。

もう既に疲れてしまっているのか、クロアチアが強かったのか?
高原の存在感が全くなかった。親善試合とは言え難敵ドイツ戦では
あれだけ輝いていたのに…
そして柳沢は言うまでもない……気持ちは分かるが、ケガを我慢して
まで出場しなくても……

変わって入った玉田も、やはり緊張のせいか自分で打てた場面で簡単
にラストパスを出してチャンスを潰している。
今の大黒も点を取れそうな雰囲気がない。

小笠原も海外組にはライバル心を強く押し出していたが、ここ一番
になると精度が海外組に比べ、かなり落ちる気がする。

試合後のインタビューを見ていつも思うのだが、ジーコはどんなに
悪い試合でも、決して怒りを 物足りないくらい前面に出さない。
ネガティブにならずにいい事なのかもしれないが…

ドイツ紙の柳沢が決定機を逃した場面について「元ドイツ監督の
フェラー氏なら、ギプスをしてでも得点できた」との元西ドイツ
代表リトバルスキー氏の記事や「攻撃の4人はシュートしようと
しない。日本選手はゴール前20メートルで姿を消す」と評した
イタリア紙はかなり痛い所を突いている。

…次の相手は世界最強 そして史上最強と噂されるブラジル戦
このチームに2点以上つけて勝つなんて…
でも点差は別として王者ブラジルに勝つ試合が観たい。
次こそ勝って、喜びましょう!

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2006年06月15日

オーストラリアに負けた理由…

W杯オーストラリア戦、FIFAランクは日本が相当↑しかし海外で
プレーする選手はオーストラリアが圧倒的に多い。対戦成績は
これまで3勝3敗で真剣勝負の今回はどちらが力が上なのか
観ていたが…勝負の世界は分からないが技術的には全然日本が
上回っていた。

川口の好セーブ連発、ディフェンダーのビドゥカ封じ、そして
言うまでもないが俊輔、中田のテクニック…
普通ならあのまま1-0で勝てるはずだった。普通なら………。

なぜ負けたか?勝手に自分なりに考えた。俊輔のシュートが
決まり1-0になってから、早くも日本の選手達は守りに入って
いた様に見えた。
このまま早く終わって欲しい。結果を先急いでいる。

たったの1点で、攻めるどころか防戦一方な展開であった。
カウンター攻撃はあったがゴール前で俊敏かつ貪欲なプレー
が見られなかった。

確かに日本のディフェンスは川口を始め良く守った。しかし
それにオンブしていては当然の様に勝てないし、ゴール前に
危ないシュートが何本も打たれ始めていた。
こうなるとキーパーがどんなに良くても、点を取られるのは
時間の問題で結果は火を見るより明らか負けたのは必然である。

日本の選手と言うかこれは日本人アスリート全体に言えると
思うが気持ちのどこかで負けるのが当たり前に思ってる感じが
してならない。

今回の結果は、直前のドイツ戦でその伏線があった様に思う。
前半2-0でリードして絶対的優位な立場でいながら、心のどこか
で「あのドイツに勝ってしまうのか?」と変な遠慮?が見えて
結果2-2の引き分け…この方がどこかで自然に思えて落ち着く
自分の居場所がある的な、変な意識があるのかもしれない。

オーストラリア戦も、色んな人が言っていたが最大の敗因は
2点目が取れなかった事、人間だから暑さでバテるのは分かるが
2点目を取りにいく、貪欲さが全く見られない。柳沢は実力は
認めるし、力も高原と双璧だと思う。しかしやはりケガの影響か
全く動きが鈍かったしゴール前で無様にコケてしまうのは
目を覆いたくなった。

確かにこの状況で痛いなどと言ってられないのは分かるが、完全
でないあの状態で、いつまでも交代させずに使うのは疑問だし
久保を何のために落としたのか考えて欲しい。他にもイキのいい
FWはいるはずだ。
日本の中盤はFWにピンポイントのパスを出せる、世界でも有数な
技術があると思う。そのMFからいいボールが入ってもことごとく
ゴール前でモタモタモタモタモタするFW陣にはガッカリした。

…クロアチア戦、これも普通に考えて勝てる相手ではない。
ブラジル戦では鉄壁の守備が光っていたし、点を取ったカカも
攻めづらいチームと言っていた。そんなチームから日本が点を
奪うなど、とても考えられない。

そして心配な点がもう一つ、アシストも含め得点能力の最も高い
俊輔のケガの状態、そして加地が今度は出場出来そうと言って
いるが、練習をずっと別メニューにしている事を考えると出場
するのに期待よりも不安大である。中途半端に出場して柳沢の
二の舞になるのではないかと心配である。

それにしてもお隣、韓国はライバルと言うよりもう日本をどんどん
置いていってしまっている。WBCの野球もそうだったがチームを
引っ張る、第一人者 野球では李、サッカーでは安(アンジョンファン)が
必ず仕事をやってのける。
日本にも米国戦で先頭打者HRをしたイチローがいる様にサッカ
ー界のイチローだと ずっと思っている中田が本来なら先制点を
取ってくれ と思ったがサッカーで点を取るのはホームランより
難しい…

…野球も韓国に負け絶望的な状況から復活しておりサッカーも
クロアチアに勝てば、次はブラジルが2連勝して決勝を決めて
来るので、ジーコが率いる日本に2位をプレゼントしてくれる
かもという希望的観測も見えてくる。

次の試合まであと3日…リベンジ&サプライズを期待して諦めずに
頑張って欲しい。
色々采配が言われているが、鹿島をあれだけのチームにした
ジーコの手腕がこんなものではない事に期待する!
posted by YOU at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー W杯! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする