2009年09月11日

爆笑問題・太田光,お薦め本3冊!@

読書の秋ですねぇ、今日はあの本好きで有名な爆笑問題・太田光さんが薦める本、3冊をピックアップします。(少々、昔のネタで恐縮ですが…)
今回は、彼の人生を変えた珠玉の本を紹介します。太田光いわく、本というのは彼自身の生きてきた証であり3冊に絞る事など困難、それだけに厳選された3冊のようです。

まずは、太宰治の処女作である「晩年」という本です。太田光いわく、太宰はこの本を書いて死のうと思っていたそうである。
高校時代、太田は友達が一人も出来ず本の中に逃げ込む事が唯一、自分をガードすることで、本の世界に入り込めば周りで何を言われても関係ないと現実逃避していたそうです。

そんな太田が晩年を読んで、衝撃を受けたそうです。これは太田自身が書かれている、「自分を表現するのに、こうすれば大人や仲間にうけるだろう」という事をやってきた。
太宰はそんな自分の「いやらしさ、道化」が嫌でボクは死ぬんだ…

人間失格の時の鉄棒で自分がわざと転んで仲間を笑わせるが、クラスメイトの一人にそれを見破られてしまう所なども正に自分の事だと感じていたそうです。…太宰はその事を晩年を書いてからずっと悩んでいてこんなに不純でインチキな人間が生まれてきてごめんなさいという思いがあり、しかしその反面それを悩んでいるオレって他人とは違うという意識が伝わってくるそうです。
冒頭にある「撰ばれてあることの恍惚と不安2つわれにあり」とは要するにここに気づくのはオレだけだ。

…これを読んだ時に自分の醜さや汚れていることを痛感したそうである。学校では、もんじゃを喰いに行く奴らと太宰を読む自分を比較してオレの方が上等じゃないかという思いと、いやらしい気持ちとの葛藤があると言っている。この晩年という本は太田光の原点なのだそうである。





posted by YOU at 20:25| 毒舌!爆笑問題・太田 光ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする